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PC98キーボードDOS/V変換器



(10KCV98VC)説明書


  • 注意)98キーボードはLED付きのものでなければ不具合が出ます。 (win95専用キーには未対応です)
  • 注意)機械式ロックの旧規格キーボードでは Caps/カナの操作が正常でなくなります。
  • 注意)Dボードのような特殊なキーボードではタイミング等正常に働かない場合があります。
  • 注意)ゲームソフト用には向きません。
  • 注意)電源オン後に差し替える事は通常可能ですが、タイミングによっては動作しない場合がありえます。再度差しなおしてみて下さい。
  • 注意)パソコンからのコマンドを拡張した周辺器を本器の後に差した場合は動作しない事があります。(例えば後に付けると10KVCH30をパソコンから制御する事が出来ません)そのような周辺器は本機の前に付けて下さい。
  • 注意)98キーボードを間違ってDOSV側に差すと、ピンが曲がってしまいます。御注意下さい。
  • 注意)BIOSの設定によってはパソコン起動時にエラーとなる場合があります。このような場合,BIOSに起動時キーボードチェックをしない設定にすると問題なく使用出来ます。●特殊なキー変換一覧表
    カナキーの場合 テンキーの"="キーをシフトキーを押しながら入力する事でカナ対応モードに移行出来ます。

    STOPPauseVF.1F11
    COPYPrintScreen/SysReqVF.2F12
    GRPHALTVF.3前候補変換
    NFER無変換VF.4ScroolLock
    XFER前変換/変換VF.5全角半角
    XFAR+CTRL漢字(ALT+全角)
    HelpEnd
    ROLL uppage Dn
    ROLL dnPage Up
    カナひらがな *注
    <PC98><106><PC98><106>
    *注 カナキーはカナ対応モードにより98のカナキー相当の動作をするよう変換されます。

    ●USモードでカナ入力は出来ません。106キーボードと同じです。

    ●テンキー部がカーソルキーになる場合があります。その場合は[SHIFT]を押しながら[テンキーの,]を押して下さい
    ●shift+@ と shift+^ での98キーボードの表示と実際の入力文字が反対になっています。
    ●98では割り当てのないカナで[ロ]になるキーで\が出ます。
    ●可能な範囲でDボードに対応していますが保証はしかねます
    ●windowsNTの一部でキーの取りこぼしが発生する場合があります。 NTの仕様の範囲でゆっくり操作して下さい。またそれが発生する場合、カナIME対応モードが正常に働きません。遅延時間設定を行って下さい(変換器の蓋を開け、DIPSW3をOFFにして下さい)
    ●CAPSについて、 DOS/Vではシフトロックは、SHIFT+CAPSなので、98のキーでもそのように操作しなければなりません。電源オン時のLEDは表示が正しくない場合があります
    ●カナについて、本機はOADG106キー用でありAXキー用でないため、変換相手にカナロックに相当する機能がありません。そこでカナLEDはNUM LOCKに変換しています。 NUM LOCKはテンキーの[,]をShiftしながら押せば反転出来ます。カナキーそのものは DOS/Vの [カタカナ/ひらがな/ローマ字]というキーに変換されます。(カナ対応モードに設定するとこの変換は停止します)
    ●テンキーについて、98のキートップに相当するキーに変換しています。それがない [=]と[,]については、アルファベットキ-側のキーコードに変換しています。ただし[=]についてはシフトキーのオンをいれてから-キーのキーコードを送っています。よってソフトによっては画面の一番下のファンクションキーガイドがちらつく場合があります。 なお、Enterキーについて98にはテンキー側のEnterとの区別が無いため、DOS/V側で別のキーとしてつかう事が出来ません。[,]キーは シフトしながら押すと NumLockキーとして動作します。テンキーを押して数字ではなく カーソルキーとして動作するようなら、[SHIFT]+[テンキー ,]を押してください。
    ●左右シフトについて 98側では区別が無いため、DOS/Vの左側のシフトキーへと変換しています。
    ●98側ではタイプマチックの設定は無視されます。これは98キーにその機能が無いためです。なお、98キー側はキーを押しつづけた場合、一旦オフコードを送ってからオンコードを送る特性があります。よって、ゲームなど、連続した押し下げを調べる必要がある場合にはあまり向きません。
    ●CTRL+GRPH+DELでリブートする時、CTRLとGRPHを押したあと、DELをチョン押しして下さい。押しつづけると起動が正常に行かないのはパソコン側BIOSの仕様です。
    ●Dボードでは、SHIFT+カナと押してもSHIFTが強制的に外されます。これに対応する為に、DボードのALTキーを押しながら カナを押すとSHIFT+カナを送るようにしてあります。 なお、Dボードではどうしてもキーボードのカナモードとパソコンのカナモードが一致しない場合が発生しますが、これは完全には対処出来ない問題ですのでお許し下さい。
    ●カナモードを指定する為にシフト系+[テンキーの=]とすると、カナLEDが消灯状態になるようなっています。IMEモードでカナLEDの状態とパソコンのカナモードを一致させたい場合にこの現象が利用出来ます。IASモードの場合はカナキーを2回操作すれば自動的に一致しますが、IMEではトグルなのでいつまでも一致しない事の対策に利用下さい。
    ●DOSVではHELPキーは無くF1がHelpとして使用されるようです。98キーのHELPはENDキーとして使えます。
    ●VZを使用されている方はFK- というVZの設定によりファンクションキー数が画面上5個単位になり操作し易くなるようです。
    ●win95専用キーはctrl+Escと同じ動作をするようです。
    10KCV98VC独自の動作
    1、PC98用,DOSV PS/2タイプの 両方を差す事が出来ます。
    2、片方しか差してない場合に対応する為、LEDの表示等下りコマンドに関してはキーボードからの入力以後にのみ行います。(もし途中から抜いた場合、短時間ストールしますが、やがて復帰します)
    3、タイプマチックレート等の設定はPS/2側コネクタにのみ送信されます。
    4、リセットコマンドに関しては双方に送信されます
    5、DOSV106キー側でCAPS/NumLockを操作した場合98キーにも結果が反映される為には1度以上98キーが操作される必要があります。
    6、同じく98キー側でCAPS/NumLockを操作した場合、DOSV106キーを後から差した時等にDOSV側に結果が反映されない場合があります。
    7、電源オン時には98キーボード側ではCAPS カナの表示が正しくない場合があります。
    8、キーボード スキャン コード 2 にのみ対応しています。(通常使用されているのはスキャンコード2のみです)
    9、"~" "`"についてキートップの表示通りに変換されます。
    10、 内部にDIPSW(設定用スイッチ)が用意されています。
    DIPSW1とDIPSW2でIASモードを起動時に設定出来ます
    DIPSW1 ON DIPSW2 ON カナ=NumLock モード
    DIPSW1 OFF DIPSW2 ON IAS モード
    DIPSW1 OFF DIPSW2 OFF Windows IME モード
    DIPSW2はOFFにするとwindowsNTディレイ対応
    ONでは通常の無ディレイとなります。
    製造:(株)テンショウ
    〒583大阪府羽曳野市白鳥3-4-3
    tel0729-57-0789 fax0729-56-5159
    GGA03463@niftyserve.or.jp

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